展示のご案内

水族展示室:水族トピック展示【2011年度】

平成24(2012)年1月7日(土)〜4月8日(日)

全国一斉開催企画展示
「明日へつなぐ日本の自然−よみがえれ,日本の希少淡水魚−」

パネル展示の様子琵琶湖博物館も加盟する(社)日本動物園水族館協会・種保存委員会の日本産希少淡水魚繁殖検討委員会は、全国各地で減少し絶滅の危機に瀕する淡水魚を飼育下で保存することを目的として、平成3年に設立されました。はじめは、ミヤコタナゴ、イタセンパラ、ムサシトミヨなど10種(亜種含む)を対象に9園館でスタートしましたが、20年経過した現在では、北海道から沖縄まで全国約34園館で19種(亜種含む)の希少淡水魚の繁殖・保存に取り組んでいます。 当館もこの全国の動物園・水族館と連携した企画展示に参加し、20周年記念の共通解説パネルの展示とともに、保護増殖センターで飼育下保存されている希少淡水魚をつうじて、自然環境保全の重要性について考える機会を提供します。 (日本産希少淡水魚繁殖検討委員会20周年記念事業)

パネル展示: 日本産希少淡水魚繁殖検討委員会の紹介・無秩序な放流と国内移入種問題・日本の希少淡水魚の現状・外来魚が引き起こす食害・放流により引き起こされる競争・遺伝子の攪乱 など

展示場所:琵琶湖博物館水族展示室・よみがえれ!日本の淡水魚コーナー
観 覧 料:常設展示観覧料でご覧いただけます。

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平成23(2011)年12月20日(火)〜

ビワマスの卵

ビワマスの卵琵琶湖博物館水族展示ふれあい体験室横トピック展示水槽では、当館の保護増殖センターで2011年11月に人工授精させたビワマスの卵をご覧になることができます。

ビワマスは琵琶湖固有亜種で、10月下旬から11月下旬にかけて産卵期を迎えます。この時期、北湖の流入河川に遡上した親魚は、淵尻から平瀬、早瀬の砂利底にすりばち型の産卵床を作り産卵します。

産み付けられた卵は、砂の中で発生を続け、そろそろ発眼期(発生が進み目ができあがってきた時期)を迎えます。そして、早いものは年末頃に孵化します。孵化した仔魚は1-2ヶ月ほど砂の中で過ごし、1月下旬から3月上旬頃砂の中から泳ぎ出します。

展示されている卵は、11月3日に採卵されたもので、現在発眼期を迎えています。この正月頃には孵化し、おなかに大きな卵黄を持ったかわいい仔魚が生まれてきます。お楽しみに!!

展示場所:琵琶湖博物館水族展示室・ふれあい体験室前のトピック展示水槽
観 覧 料:常設展示観覧料でご覧いただけます。

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平成23(2011)年12月13日(火)〜平成24(2012)年2月19日(日)

旬の魚たち「ヒウオ」

旬の魚たち「ヒウオ」琵琶湖博物館水族展示室入り口に設置した「旬の魚たち」の水槽で、アユの仔魚「ヒウオ」を展示します。 アユの子どもは、体が透きとおって見えることからヒウオ(氷魚)と呼ばれています。

アユの産卵は8月下旬から10月上旬にかけて河川の下流で行われ、ふ化した仔魚は琵琶湖の沖合まで流されます。琵琶湖の沖合で動物プランクトンを食べて成長し、12月上旬には3cm〜5cmになっています。

琵琶湖では毎年11月下旬から12月始めにアユ漁が解禁となり、エリで漁獲されます。エリで捕られたヒウオの多くは、生かしたまま大切に扱われ、養殖用や放流用の種苗として育てられます。このように、ヒウオを活魚として取り扱うのは、琵琶湖独特のものです。ヒウオが見られるのは冬の間だけなので、是非この機会にご覧ください。

展示場所:琵琶湖博物館水族展示室・入り口通路
観 覧 料:常設展示観覧料でご覧いただけます。

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平成23(2011)年11月1日(火)〜12月18日(日)

滋賀県内で初めて発見されたナガレホトケドジョウ

ナガレホトケドジョウふれあい体験室横のトピック水槽では、今年の7月から8月にかけて滋賀県内で初めて発見されたナガレホトケドジョウを展示しています。ナガレホトケドジョウは、コイ目タニノボリ科に属し、河川上流部の細流に生息しているドジョウの仲間です。体長は4〜7cm程度で、眼から口にかけて黒色の線模様があるのが特徴です。これまでに、中国・四国地方の一部、近畿地方、東海地方で生息が確認されていましたが、滋賀県内ではまだ発見されていませんでした。

当館でのナガレホトケドジョウの展示はこれが初めてとなりますので、この機会にぜひご覧下さい。

展示場所:琵琶湖博物館水族展示室・ふれあい体験室前のトピック展示水槽
観 覧 料:常設展示観覧料でご覧いただけます。

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平成23(2011)年9月21日(水)〜10月30日(日)

「スジシマドジョウ大型種の幼魚」 絶滅危惧IB類

スジシマドジョウ大型種の幼魚スジシマドジョウ大型種は、琵琶湖水系にだけに分布する琵琶湖固有の種類です。琵琶湖の沿岸部に生息し、産卵期の5〜6月になると琵琶湖に流入する用水路や細流に遡上します。全長は10cm程度です。近年生息数が減少し、環境省のレッドリスト(日本の絶滅のおそれのある野生生物の種のリスト)では絶滅危惧TB類、滋賀県のレッドリスト(滋賀県で大切にすべき野生生物)では絶滅危惧種とされています。今回展示する魚は、今年人工繁殖した幼魚です。この機会に、湖国の恵まれた自然環境の中で育まれてきた琵琶湖水系固有のドジョウをご覧いただき、身の回りの自然について考える機会にしていただければ幸いです。

展示場所:琵琶湖博物館水族展示室・ふれあい体験室前のトピック展示水槽
観 覧 料:常設展示観覧料でご覧いただけます。

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平成23(2011)年8月2日(火)〜9月4日(日)

アブラヒガイの未成魚

アブラヒガイトピック展示水槽では、今年の4月に人工繁殖したアブラヒガイの未成魚をご覧いただけます。アブラヒガイは琵琶湖淀川水系固有の種類で、全長20cmほどになる魚です。琵琶湖北部の岩礁帯に生息しています。産卵期は5〜7月で、二枚貝の体中に卵を産みつけます。 近年生息数が激減し、環境省のレッドリストでは絶滅危惧TA類に、2010年に改訂された「滋賀県で大切にすべき野生生物」2010年版でも絶滅危惧種にランクしています。 今年繁殖したアブラヒガイは約160尾で、現在全長約2〜3cmに成長しています。

展示場所:琵琶湖博物館水族展示室・ふれあい体験室前のトピック展示水槽
観 覧 料:常設展示観覧料でご覧いただけます。

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平成23(2011)年6月28日(火)〜7月31日(日)

天然記念物「イタセンパラ」の稚魚

イタセンパラ琵琶湖博物館では、今年繁殖した希少淡水魚の稚魚を水族トピック展示として紹介します。今回は、国の天然記念物であり、種の保存法(絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律)の対象種である「イタセンパラ」の稚魚です。イタセンパラは琵琶湖淀川水系、濃尾平野と富山平野の一部の河川に生息する全長10cmほどのコイ科の魚です。滋賀県には明治時代まで生息していましたが、現在では絶滅したと考えられています。他の生息地においても、生息地の開発などによる生息環境の悪化や、オオクチバスなど魚食性の外来魚が侵入したことなどにより絶滅が危惧されています。琵琶湖博物館では2005年に現在の大阪府環境農林水産総合研究所水生生物センターより親魚を譲り受けて、毎年繁殖に取り組んでいます。昨年の秋に二枚貝に産み込まれた卵は、二枚貝の中でふ化・越冬し、今年5月頃から浮上を始めました。今年は約60尾の稚魚を得ています。今回展示するのは、その内の全長約2cmに成長した20尾です。

展示場所:琵琶湖博物館水族展示室・ふれあい体験室前のトピック展示水槽
観 覧 料:常設展示観覧料でご覧いただけます。

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平成23(2011)年6月7日(火)〜6月26日(日)

ホトケドジョウの稚魚

ホトケドジョウの稚魚ふれあい体験室横のトピック水槽では、今年の4月に繁殖した「ホトケドジョウの稚魚」がご覧いただけます。 ホトケドジョウは、湧水を起源とする山間部の用水路やため池などに生息していますが、近年では湧水が枯れたり、生息地が埋め立てられるなどして生息数が減少しています。

展示場所:琵琶湖博物館水族展示室・ふれあい体験室前のトピック展示水槽
観 覧 料:常設展示観覧料でご覧いただけます。

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平成23(2011)年5月17日(火)〜6月5日(日)

ハリヨの稚魚(トゲウオ科)

ハリヨの稚魚保護増殖センターで繁殖したハリヨの稚魚を展示します。今年は3月中旬から産卵がはじまり、現在約350尾の稚魚がすくすく育っています。ハリヨは滋賀県北東部、岐阜県南西部の夏でも水温が20度以下の湧き水のある池や細流などにすんでいます。産卵期は主に春で、雄は水草などを使って水底に巣を作り、そこに雌を誘い込んで産卵させ、雄は、産卵後も卵と稚魚が巣立つまでの世話をします。しかし、湧き水が枯れたり、生息地の開発、また最近では近縁種が持ち込まれたことによる交雑などで、絶滅の危機に瀕しています。

展示場所:琵琶湖博物館水族展示室・ふれあい体験室前のトピック展示水槽
観 覧 料:常設展示観覧料でご覧いただけます。

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平成23(2011)年4月26日(火)〜5月15日(日)

産卵期を迎えている「ニッポンバラタナゴ」

ニッポンバラタナゴ大阪府と香川県の一部、九州北西部に分布する、全長3〜5cmのタナゴの仲間です。ため池や流れの緩やかな細流に生息しますが、1940年代はじめに中国大陸から移入した近縁種のタイリクバラタナゴとの間で交雑が進み、純粋のニッポンバラタナゴが激減しています。滋賀県内にもかつては生息していましたが、現在では絶滅したと考えられています。ニッポンバラタナゴはただいま産卵期で、雄の体にはバラ色のような美しい婚姻色が現れています。

展示場所:琵琶湖博物館水族展示室・ふれあい体験室前のトピック展示水槽
観 覧 料:常設展示観覧料でご覧いただけます。

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平成23(2011)年4月4日(月)〜24日(日)

タンガニーカ湖のシクリッド
(レピディオランプロローグス アテヌアータス)

レピディオランプロローグス アテヌアータス琵琶湖博物館の水族展示では、世界の湖の魚たちのコーナーの一角で、アフリカを代表する湖の一つである、タンガニーカ湖に生息する魚たちを展示しています。タンガニーカ湖は約2000万年の歴史を持つ古代湖で、面積3万km2以上、水深1470mと世界でも最大の湖の一つです。この湖には、300種以上のシクリッドの仲間がすんでおり、その多くが固有種です。また、このシクリッドの仲間は、子育てをすることでも知られており、水族展示のタンガニーカ湖の水槽でも秋から春にかけて子育てをする様子を見ていただくことができます。 今回の水族トピック展示では、その中でもレピディオランプロローグス・アテヌアータスの稚魚を展示しています。

展示場所:琵琶湖博物館水族展示室・ふれあい体験室前のトピック展示水槽
観 覧 料:常設展示観覧料でご覧いただけます。

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平成23(2011)年3月1日(火)〜4月3日(日)

イサザ(ハゼ科)琵琶湖固有種

イサザ(ハゼ科)イサザは、琵琶湖の北湖に生息し、日中は水深30m以深にいますが、夜間には餌の動物プランクトンを求めて表層付近にまで浮上するというユニークな生態をもっています。2月頃から湖岸の礫底に集まってきて、3〜4月頃産卵します。産卵は、雄が石の下を掘って巣を作り、そこに雌を誘い込んで石の下面に卵を産み付けるという形で行われます。雄は、産み付けられた卵が孵化するまで保護します。 イサザは漁獲魚としても重要な魚で、冬期、沖曳き網で漁獲され、佃煮やじゅんじゅんなどにして食べるとたいへん美味しい魚です。かつては400トン程度穫れていたのですが、近年では数十トン程度にまで漁獲量が減少しています。

展示場所:琵琶湖博物館水族展示室・ふれあい体験室前のトピック展示水槽
観 覧 料:常設展示観覧料でご覧いただけます。

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