【琵琶湖博物館】 展示(B展示室)

琵琶湖博物館保管東寺文書 
重要文化財指定記念トピック展示
『移(うつ)ろう大地を把握する ―自然のリズムと中世の人々―』

期間:平成21(2009)年6月23日(火)〜7月12日(日)

場所:B展示室【人と琵琶湖の歴史】 土蔵風ケース内

※常設展示観覧料でご覧いただけます。

チラシ:PDF425KB

山城国排師庄の収支決算報告書 写真:山城国拝師庄の収支決算報告書(部分)

この度、琵琶湖博物館が保管する滋賀県指定文化財東寺文書(滋賀県所有本)のうち、中世分107通が国の重要文化財に指定されます。琵琶湖博物館の資料としては初めての指定です。そこで、この資料の一部を利用して、博物館の研究成果を発信するトピック展示を開催します。

展示構成
展示資料

○は重要文化財に指定されるものです。(計6点、うち重要文化財5点)
なお、いずれの資料も初公開です。

展示概要

現代を生きる私たちは、水域と陸域とは別々であることを前提に暮らしを営んでいます。しかし、今から500年前の日本列島はそうではありません。特に河川の流域は、不定期な洪水により陸域と水域とが交互に繰り返すという環境を当たり前のこととして暮らしが営まれていました。

そこで、今回のトピック展示では、1) 洪水に深い関心を寄せていた天皇の日記(複製)、2) 納税の単位である荘園の権利を証明する証拠書類の写し、3),4)洪水によって水域となったときに免税地(耕作者不在地)と認定した現地調査の報告書、5) 河になったと認定した土地を免税とした収支決算報告書、6) 河になったと認定された土地を再開発したときにそのことを隠さず納税することを誓約した誓約書の6点の資料を用いて、水域と陸域とが交互に移り変わる大地を把握した仕組みを紹介します。

展示解説(フロアートーク)
  • 2009年7月2日(木)11時〜
  • 2009年7月11日(土)11時〜