
この写真は,大阪南部でみられる福田火山灰層の露頭写真です.福田火山灰層は,下部に白色細粒火山灰,中部に赤褐色細粒火山灰,上部に白色細粒火山灰(軽石を含むことがある)からなります.
これらは下位からユニットA1,ユニットB,ユニットCという区分がされていて,ユニットA,Bは,降ってきた状態をうまく残している部分で,ユニットCは流されてきた火山灰でできています(吉川ほか,1996).

この写真は,滋賀県石部町五軒茶屋でみられる五軒茶屋火山灰層の露頭写真です.五軒茶屋火山灰層も福田火山灰層と同じような岩相をしています.

この写真は,千葉県君津市折木沢の川沿いの露頭写真です.Kd38火山灰層は福田火山灰や五軒茶屋火山灰層と少し違っています.
一番下は,白色細粒火山灰なのですが,その上の赤褐色細粒火山灰との間には,黒い斑点状に見える(ごま塩状といっています.今の人はごま塩といってもわからないと思いますが)粗い火山灰が挟まっています.これは吉川ほか(1996)では,ユニットA2といっています.このユニットA2は大阪や滋賀県ではみられなくて,房総半島と新潟県といった,東にしかみられないという特徴があります.