・2012年5月3日(木・祝)

●あっという間

 今年はもうちょっと頻繁に,と思っていたのもつかの間.もう何ヶ月も経ってしまった.この間に,鉱物・化石展2012の準備があったりと,なんだかばたばた.最近はこのページの更新も大分滞っていて,行事の報告とか,琵琶湖写真なんかも大分できていない.というわけで,またもや一度にやってみた.行事の写真なんかは昔にくらべると殆どとれていない.水族はトピック展示が頻繁にあるのだけれど,こういうのもとれていないから,アップもしないのだけれど.時間的な余裕というよりも,気持ちの上で余裕がないのと,そういう方向に意識が行かないというのがある.たとえば,このページを見ている人が,毎月1万ヒットくらいしているのだったら,もっと真剣にやるのだろうな.現実はそんなこともないので,モチベーションが.いや,そういうことよりも,こちら側に興味が薄れてきたというのが正しいと思う.ともかく,せっかくやりはじめたことなので,意味を感じているうちはやりつづけようと思います.

●質問コーナーで考える

 ゴールデンウィークにはいっている.今日は質問コーナーに座っていたけれど,質問にくる人は少ない.とはいえ,博物館的には来館者は結構いて,朝の開館時間でこそそれほどな感じだったものの,昼頃には結構いっぱい.最近は,時間集中はあまりなく,全体的にばらばらと人がいるという感じがする.あとは,昔に比べると,かなり小さめの子どもを連れた人達が多くなったという感じがする.滋賀県ってこんなに小さな子どもがいたんだっけ?とか,小さな子どもが増えているのか?と思うけれど,実際のところどうなんだろう.それよりも来館者は滋賀県の人が多いのかどうか,という問題もある.展示室にいる展示交流員の方から話しを聞くと,この時期には遠くから来ている人が増えているらしい.たとえば,滋賀県へ帰省するとか,旅行で関西にきたとか,そういう感じ.今日の質問コーナーから見える新空間ではとあるイベントをやっていた.
 今の新空間(図書室の隣)は,湖国もぐらの会が使っています.企画展示室でやっている鉱物・化石展2012の連動企画なのですが,ここでは,絵を描いてみようというイベント.小学生低学年より下の子ども達が多かったように思うけれど,常に人がいてという状態だった.本当は昔の生き物をかくというのが趣旨だったのだと思うけれど,実際にはそういうのは関係なくいろんなものを書いて楽しんでいたようでした.


・2012年1月29日(日)

●今年はどんな年?

 年があけてからばたばたしているうちに,もう1月も終わろうとしている.全く時間が経つのが早いとつくづく感じる.
 毎年,今年はどんな年になるだろうか?と考えるけれど,ここ最近の社会的な傾向として,経済的には明るい兆しはないので,博物館にとっても経済的に苦しい状況というのは代わりがないだろう.そういう状況であれば,年齢的なこともあるのだろうけれど,仕事はばたばたしてくるし,落ち着いてじっくり仕事をするという事も難しくなってくる.
 県知事の会見で,琵琶湖博物館の移動博物館のことが話されていた.これについても私は関わっている.4月からある鉱物・化石展で今は湖国もぐらの会の人達との調整とかチラシ作りとか.常設展示室の地域の人々によるコーナーの展示替えとか,最近は展示付いている.これは学芸員にしか体験できないことだから,学芸員の仕事を満喫していると言えるだろう.
 先日,中日新聞の連載コラムの一回分を書かせて頂いた.そこにはとある人の化石を寄贈して頂いた話を書いた.簡単に言うと,そういう人の標本を,単なるモノとして博物館に入れる,というのではなく,それを採集してきた人の想いも一緒に次世代へ伝えるためにもらう,ということが大事なんじゃないか?という事をかいた.いや〜,自分で書いておきながら言うのもなんだけれど,やや大上段に構えすぎたかな?というきがしないでもない.けれど,博物館はやっぱり,モノや情報だけを残す,という旧来の考えでは駄目な気がする.といっても,昔からある博物館がそうだという訳ではない.きっとそういう思いで活動してきた学芸員もたくさんいたと思う.
 移動展示は別にして,私が鉱物・化石展や地域の人々によるコーナーの運営をやっているのは,そういう地域の人々の強い想いを感じるからだし,そういう人々の想いに答えたいという気持ちがあるから.だから今年も,そういう思いを大事にしながら博物館の仕事をしていきたいと思う.



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