ニュースレタータイトル

ニューズレターNo.30(2013年12月発行)


 今年の冬は寒さが厳しそうですね.恒例となりました地学研究発表会の募集をいたします.1年間の調査や研究の成果,これまでのまとめなどお気軽に発表してください.

第28回 地学研究発表会のご案内

 冬の研究発表会は滋賀大学と共催で,例年どおり開催いたします.発表会の要領は以下のとおりです.多数のご参加とご発表をお待ちしております.

○日時:2014年2月9日(金) 午後1時30分〜5時30分(予定)
○場所:滋賀大学大津サテライトプラザ  JR大津駅前 日本生命大津ビル4階
○演題申し込み・講演要旨の締切:2014年1月31日(金)
    

今年度も,演題と講演要旨の申込みは同時に行います.


○手続き等:申し込み方法,発表要旨の形式等はこちらをご覧下さい
○その他:研究会当日に紹介したい本や,資料などがございましたら,ご持参ください.
最近の調査状況や今後の研究に向けて,
 以前調査した内容のその後など,
 未公表の調査結果を、ぜひ発表してください。

[懇親会]
 研究発表会終了後に恒例の懇親会を予定しております.こちらもご参加ください.
 発表会のプログラムや口演時間などの詳細は,臨時号ニュースでお知らせいたします.



県内の博物館情報

●琵琶湖博物館
 巡回展「アケボノゾウ発掘から20年 −新たな発見を求めて−」
 (共催:琵琶湖博物館・多賀町立博物館, 協力:甲賀市みなくち子どもの森)
 ・場所:琵琶湖博物館企画展示室
 ・期間:2013年12月21日 (土)〜2014年2月2日 (日)
 ・内容:1993年に多賀町四手(しで)で1頭分のアケボノゾウ化石が発見されてから、20年が経ちました。今、この場所で新たな発掘調査が進んでいます。この展示会では、20年前の発掘の様子を紹介するとともに、市民とともに探る180万年前の古環境調査の様子を紹介します。観覧無料。
 ギャラリー展示「ボーン コレクターズ −骨に魅せられて−」
 (主催:琵琶湖博物館はしかけグループ「ほねほねくらぶ」・琵琶湖博物館)
 ・場所:琵琶湖博物館企画展示室
 ・期間:2014年3月25日 (火)〜年5月6日 (火・祝)
 ・内容:琵琶湖博物館の“はしかけ”グループのひとつ「ほねほねくらぶ」が作った骨格標本と琵琶湖博物館所蔵の骨格標本を一堂に会して展示します。骨の美しさ、不思議さ、楽しさを発見する展示です.
 ・ネットページ:【こちら】


●多賀町立博物館(あけぼのパーク多賀)
 「びわ湖の宝石ビワマスの謎を探る」
  (主催:多賀町図書館,共催:びわ湖の森の生き物研究会)
 ・会期:2013年11月30日(土)〜12月15日(日)
 ・場所:あけぼのパーク 多賀ホール
 ・内容:びわ湖の森の生き物研究会が制作した写真パネルの展示をします。
 トピック展 「うまままま 〜馬〜」
 ・会期:2014年1月7日(火)〜2月2日(日)
 ・場所:あけぼのパーク 多賀ギャラリー
 ・内容:平成26年(2014年)の干支は馬です。馬についてのいろいろな内容を紹介します。
 ・その他:休館日は,月曜日・祝日の翌日・毎月最終木曜日・年末年始(12/28-1/6).
 ・ネットページ:【こちら】



お知らせ

●多賀町古代ゾウ発掘プロジェクト

小早川 隆(多賀町立博物館長・団長)

平成25年は、アケボノゾウの全身骨格化石の発見から20年目となります。「多賀町古代ゾウ発掘プロジェクト」は当時の発掘を振り返り、新たな発見を目指そうというもので、あわよくば、もう一頭のゾウを見つけようという野心的?な試みです。プロジェクトの特徴は、地層や化石の研究者とそれらに興味を持つ一般の方々が、180万年前の自然環境を探るために共に発掘し、その楽しさや発見の喜びを体験することです。
 発掘プロジェクト隊は、研究者と一般の方対象に公募した「多賀町民発掘隊」「発掘ボランティア」「はしかけ古琵琶湖発掘調査隊」で構成され総勢は80人となりました。
 一次発掘は準備発掘を数日行った後、平成25年4月27日から5月1日まで実施しました。期間中は延べ約300人の発掘プロジェクト隊が集まり、ワイワイとしたイベント的な楽しさと、難しい議論の沸き起こる学術的な雰囲気が調和した居心地の良い発掘となりました。一次発掘で採取した化石は植物が196点、貝が40点、昆虫が24点、魚が3点、哺乳類の骨が5点、花粉分析資料が32点でした。また、地層の詳細な構造や確定できる5個の足跡化石を記録することができました。残念ながら、今回はゾウ化石にめぐり逢えることはありませんでしたが、採取できた化石から推定すると、目的に一歩近づいたことには間違いなさそうです。一次発掘の後、8月に報告会、9月と11月に補足や準備の発掘を行いました。現在は来春の2次発掘に向けて、組織の再構築や発掘方法について検討を進めているところです。なお、発掘現場は住友大阪セメント滋賀鉱産(株)の私有地でありご協力を得て発掘をしています。無許可で立ち入ることはできません。



●滋賀大学教育学部理科教育講座の越後拓也さんから就任あいさつ
 はじめまして。2013年4月より滋賀大学教育学部に赴任致しました、越後拓也と申します。専門分野は鉱物学で、これまで天然有機化合物の結晶である有機鉱物や、火山岩中に産出する長石族鉱物の結晶化学的研究を行ってきました。滋賀大学では、理科教育講座の一員として、地質・鉱物学分野の講義や実験を担当しております。
 滋賀県には琵琶湖を筆頭に、田上山の花崗岩質ペグマタイトや湖東流紋岩といった全国的にも有名な地質学的名所が数多くありますので、これらのフィールドを教育・研究に最大限活用し、理科教員や理系技術者・研究者の育成に貢献したいと思います。関東から異動してきたばかりで滋賀県内の地質や鉱物については不案内なところもありますので、琵琶湖博物館のスタッフの方々や地学研究会の参加者の皆様にいろいろとご指導いただければ幸いです。どうぞよろしくお願い申し上げます。



●ニューズレター メール配信
 前回からご連絡していましたとおり、「Geological news around Lake Biwa-琵琶湖博物館地学研究室ニューズレター」を、メール利用者の方に配信しております.紙面による配信も続けますが、メール配信可能な方は chigaku○lbm.go.jp (lbm: Lake Biwa Museum略,○を@に変えてください)までメールを送ってください.ご協力の程、よろしくお願いします.(琵琶博地学研究室)




琵琶湖博物館地学研究発表会 事務局
高橋啓一,山川千代美,里口保文,林 竜馬
〒525-0001 草津市下物町1091番地  滋賀県立 琵琶湖博物館地学研究室内
 tel:077-568-4811(博物館代表) Fax:077-568-4850(事務室)
E-mail:chigaku○lbm.go.jp(○は@に入れ替えてください)


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