ニュースレタータイトル

ニューズレターNo.14(2003年12月発行)   



 雪化粧をした比良山系と青く澄んだ琵琶湖を望む烏丸半島からお知らせします. 

第13回 地学研究発表会のご案内

 今回は一般発表です.調査研究の成果発表のほか,最近の活動状況や新たな調査提案 など,情報や意見交換の場としてもご利用下さい.
みなさまの多数のご参加とご発表をお待ちしております.
日時:2004年2月8日(日)  午後2:00〜5:00(予定)
場所:滋賀県立琵琶湖博物館 実習室2
演題の締切:2004年1月19日(月)
講演要旨の締切:2003年2月2日(月)
発表時間:一発表15〜20分
その他:研究会当日に紹介したい本や,資料などがございましたら,ご持参ください.
手続き等:申し込み方法,発表要旨の形式,発表方法等は別頁をご覧ください(ここをクリック)
[懇親会]
 研究発表会終了後にいつものように懇親会を予定しております.
 場所は,草津駅前付近です.こちらもご参加ください.


近況活動報告

 さる11月23日,三重県阿山郡大山田村の服部川で足跡化石を観察し,貝化石や咽頭歯 化石,堆積状況を見てまわった.第12回地学研究発表会で行われた「野洲川足跡化石 発見15周年記念講演」以降,久々の古琵琶湖層群での調査であった.現在もゾウやシカ の足跡は見られたが,ワニやトリの足跡は浸食され形を確認することはできなかった.
 次回は来春に柘植川付近の調査を予定しています.

2003.12.1 「足跡化石ニュース」滋賀県足跡化石研究会より



琵琶湖博物館ギャラリー展示

「楽石注意!−石の愛し方・遊び方・楽しみ方」

 前号でもお知らせしました石のギャラリー展,来年1月の開催を目指し, 現在準備を進めています.
 今回の展示会は,どこにでもあるなんでもない石を取り上げます.
そう思うような石でもよく見ると何か惹かれるものがあったり, そうかと思えば,歴史的ないわれがあったり, 身近な生活の中にあったりします. よくよく考えてみると,石は人の一生や そのスケールではとらえきれない 生い立ちをもっています.
 石にスポットをあてて,様々な側面から とらえることで,石の面白さを紹介します.

 是非 ご観覧ください.


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「記録しておきたい滋賀県の地形・地質」
編集委員会発足

 21世紀は環境の時代といわれていますが,ここ滋賀県にあっても様々な環境問題 が日々生じています.1960年代以降の開発ブームの中で,自然破壊は急速に確実に 進んでいます.こうした行為の結果として,新たな地形・地質の知見が増加したと いう皮肉な事態もあります.しかしながら,滋賀県下の地形・地質の現況がどうなっ ているのかは,必ずしも明確ではありません.
 このような状況を憂慮し,過去・現在の研究対象となった地点・地域の地形・地質 景観等の記録を,次世代のために正確に残しておくべきではないかと考えています.
 そこで,県下で「記録しておきたい滋賀県の地形・地質」をピックアップし, 書籍等の形で刊行しようと思います.第1回編集委員会は,12月21日(日)に 琵琶湖博物館で開催しました.40名以上の方々にご参加いただき,会発足の経緯や 趣旨説明,今後の活動の進め方などを討議しました.このような活動に関心や賛同 いただける方,詳しい情報を知りたい方は,下記までご連絡下さい.

「記録しておきたい滋賀県の地形・地質」編集委員会事務局
  藤本秀弘
(事務局は藤本さんがやっておられますが,ネットページという性質上,連絡先などは今のところ公開することをさけたいと思います.このことに興味がある方は,琵琶湖博物館学芸員の里口までご連絡下さい.
里口へのメールは,satoguti○lbm.go.jp(○を@に変えてください)まで)


気になる本

●「第四紀学」
            町田洋ほか 編著 (朝倉書店 本体価格7500)
 第四紀学の諸分野における基礎的な概念の由来や研究の原理と方法が解説された 教科書的な本.従来と異なるのは,グローバルな視点,高分解能の年代決定や古環境 解析,将来予測の基礎など,学問的に深められている点にある.とにかく勉強になる本.

●「標本学ー自然史標本の収集と管理」
            松浦啓一 編著(東海大学出版会 本体価格2800)
 博物館職員向けの本.ではあるが,これまでこの類の本は大阪自然史博物館(1973) が出版した後ほとんどなかったといえる.様々な標本の収集・整理方法がこの1冊に 記述されているので,教育関係でも活用できそうである.



県内の博物館情報

●みなくち子どもの森自然館

 特別展「これぞ 滋賀の石!」
場所:みなくち子どもの森自然館(電話0748-63-6712)
   時間9:00〜16:30(入館は16:00まで).休館日は毎週月曜日(祝日の場合はその翌日)祝日の翌日.年末年始.入館料は大人200円,小・中学生100円
期間:2003年12月2日(火)〜2004年3月14日(日)
内容:滋賀県で産するいろいろな種類の鉱物や化石を,盛りだくさんで展示を行います.鉱物は水晶,黄鉄鉱,ホタル石,トパーズなど50種類以上を,化石はウミユリ,フズリナ,クジラ,ワニの歯など20種類以上を,そのほか奇石や鉱物・化石の採取の様子などを紹介します.

●多賀町立博物館・多賀の自然と文化の館

 写真展「多賀町霊仙・山村の四季」
場所:多賀の自然と文化の館(電話0749-48-2077)
   時間9:30〜17:00.休館日は月曜日・火曜日・祝日の翌日・年末年始.入館料は16歳以上200円,16歳未満1無料
期間:2004年1月31日(土)〜3月28日(日)
内容: 植村明也写真展.多賀町の霊仙地区の自然や人々の暮らしを長年にわたって撮りためた植村氏の写真が紹介されています.
*関連行事植村明也氏 講演会「多賀町霊仙・山村の四季」
  日時:2004年3月20日(土) 午後1時30分〜4時
  内容:山村の自然のすばらしさと、人々の暮らしについてのお話しです.
 申し込みが必要です.tel:0749-48-2077 FAX:0749-48-8055
 mail:taga-mus@mx.biwa.ne.jp  多賀の自然と文化の館まで.
 インターネットホームページ:http://www.biwa.ne.jp/~taga-mus/


- 編集後記 -
 いつもながら,期限間近にドタバタと活動している事務局です.2004年 1月にはギャラリー展示の開催を予定しております.地学研究発表会の折りに,ご観覧 ください(ただし,常設展示観覧券が必要です).ニュースレターは最低でも年2回, 発行しております.みなさまの活動内容やお知らせなどがありましたら,掲載したい と思いますので,情報をお寄せ下さい.また,ニュースレターと共に配布したい案内 やチラシ等ありましたら,ご連絡ください.(山川)


琵琶湖博物館地学研究発表会 事務局
中島 経夫(魚類形態学)  高橋 啓一(古脊椎動物学)
山川 千代美(古植物学)  里口 保文(火山灰層序学)
宮本 真二(自然地理学)
〒525-0001 草津市下物町1091番地  滋賀県立 琵琶湖博物館地学研究室内
 tel:077-568-4811(博物館代表) Fax:077-568-4850(事務室)
E-mail:nakajima○lbm.go.jp,takahasi○lbm.go.jp,yamakawa○lbm.go.jp
       satoguti○lbm.go.jp,miyamoto○lbm.go.jp,
(○は@に入れ替えてください)


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