烏丸ボーリング調査

 ボーリングっちゅうても,玉を転がして10本の棒を倒す遊びやないです.


ボーリング調査のプレハブ小屋

 このプレハブ小屋は,烏丸ボーリング(琵琶湖博物館をたてる前に行った900mのボーリング調査)の時にボーリングを掘っている横に立てて,堀りあげたボーリングの観察・処理を行っていた所です.
 写真に写っているのは,学芸員の写真で,机で作業をしている向かって左側の人は,私の前任者の山崎さん(現広島大)で,右側は山川さん,奥の方で窓のほうへ何か手を差し出している人(顔が見えない)は高橋さんです.私はうつっていませんが,この当時,大学院生でこの調査に参加していました(まさか自分がこの博物館に来れるとは思ってもいませんでした).このプレハブは,この当時の実際の調査をしていた時の状態を再現しているので,調査に参加する日程を書いたボードが壁に掛かっているのですが(この写真には写っていません),このボードの中には,私と一緒に調査にきていた人の名前がたくさんのっていて,私にとっては,懐かしく思う展示でもあります.

2004年9月23日からプレハブ小屋の前に,烏丸ボーリング調査団の気分になって記念撮影ができるように,作業着やヘルメット,長靴,軍手などがおかれています.いくつか用意していますので,付けてみて記念撮影などいかがでしょうか?使った後はもとに戻しておいてくださいね(2004年9月28日追記).


ボーリング調査展示のボーリングコアにみられる火山灰


 この展示では,ボーリング調査時にどのような調査をしていたかを示しています.上のプレハブ小屋もその一つなのですが,実際に地下からあげてきたボーリングコアを半分に割って,その表面を接着剤と布ではぎ取ったものを展示しています.これは11.7mくらい地下にある火山灰で,アカホヤ火山灰と呼ばれている,約6300年前(詳しい年代については異なった説もあるがだいたいこれくらい)に,九州の少し南の喜界カルデラで噴火して,ここまで漂ってきた火山灰が,当時のこのあたりにつもったものです.私の専門の研究は,このような火山灰を扱っています.



(c)satoguchi



地層展示説明のトップへ