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 田んぼのエビを探しています

田んぼの生きもの調査グループ 古谷 善彦


 田植えが近づき、田んぼに水が入ると間もなくエビたちが出現します。なんで「田んぼの生きもの」なの? 滋賀県には大型鰓脚類と呼ばれる3つのグループに7種類のエビ類がいますが、田んぼに水のある中干しまでの短期間、それぞれの役割を果たしながら生きる小さなバイタリティーに共感できるからでもあります。
 琵琶湖博物館でグループ調査をするうち、ほとんどの種で滋賀県北部の生息確認が少ないことがわかってきました。そのナゾ解明に安曇川以北の今津町方面を主に調査をしています。
 昨年11月3日に三田市の「兵庫県立人と自然の博物館」で開催された「ボランティア・メッセ2002」に参加出展しました。ここでの目的のひとつは、滋賀県内に留まらない生息分布を調査したいということもありました。また、会場で生きたエビを見てもらおうと試みた孵化の初挑戦には失敗しましたが、博物館の先生はカイエビの孵化に見事成功されました。そのカイエビを水槽に入れると元気よく泳ぎまわり、たくさんの人に見ていただいて大好評でした。田んぼのエビを知らない人も、田んぼを傷めないよう気をつけて畦から中をのぞいてみませんか? 面白い泳ぎをするエビに会えたら感動ものです。


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