Nitzschia palea (Kütz.) W.Sm.


Nitzschia palea (Kütz.) W.Sm., Syn. Brit. Diatom. 2: 89. 1856.
基礎異名 Synedra palea Kütz., Bacill. 63. pl. 3, f. 27. pl. 4, f. 2. 1844.
その他異名  
和名 ヨゴレササノハケイソウ(上山・小林, 1986)
類似種との区別点 Nitzschia palea var. debilis よりやや殻幅が広く,条線は粗く,殻端の突出が弱い傾向があるが,光学顕微鏡下での区別は難しい。電子顕微鏡下では,条線を構成する胞紋が小さく円形であ る点で区別できる。Nitzschia intermedia より条線が細かい。Nitzschia pseudofonticola よりも条線が粗く,殻は長方形に近い。
報告があった場所 汎世界種 (Krammer and Lange-Bertalot, 1988)。日本からの報告も多い。
生態情報 好アルカリ性・好汚濁性 (渡辺ら, 2005) だが,清水域にも出現する (小林, 1995)。また「粗い」環境に耐え (Krammer and Lange-Bertalot, 1988),汽水域や塩湖,土壌中などにも出現する。専ら有機窒素を利用する (Van Dam et al., 1984)。珪酸欠乏にも強いらしく,しばしば珪酸を含まない培地中で増殖する。



       10μm
A: 斐伊川(島根県)



       10μm
B: 大和川支流佐保川(奈良県)