Achnanthidium atomus (Hust.) O.Monnier, Lange-Bert. et Ector


Achnanthidium atomus (Hust.) O.Monnier, Lange-Bert. et Ector in O.Monnier et al., Vie milieu 54: 133. 2004.
基礎異名Achnanthes atomus Hust., Arch. Hydrobiol. Suppl. 15: 194. pl. 13, f. 33-36. 1937.
その他異名 
和名 
類似種との区別点Achnanthidium japonicum に似るが,殻幅がより狭く,縦溝殻の中心域が十字帯を形成する。また電子顕微鏡で観察すると,縦溝が殻端で曲がらず,真っ直ぐのまま終わっている。Achnanthidium minutissimum にも似るが,無縦溝殻の条線が粗く全体にほぼ平行で,殻の外形がほぼ楕円形である。また電子顕微鏡で観察すると,無縦溝殻の条線をつくる胞紋列が殻面から殻套部まで連続している。
報告があった場所タイプ産地はジャワ島。スマトラ島の河川でも良く見られる (渡辺ほか, 2005)。報告は世界的に少ないが,近畿地方では河川源流域で普通に見られる。
生態情報好清水性 (Asai and Watanabe, 1995)。Hustedt (1937-1938) によれば,pH 7.5-8.1の酸素が多い流水中に生息し,滝や森林の小川で多く見られる。



       10μm
A: 紀ノ川支流高見川(奈良県)
       10μm
B: 北山川源流(奈良県)

走査電子顕微鏡図版