歴史・文化

國友鉄砲鍛冶資料館  The Kunitomo Museum of Gun Smithry

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協議会事務局より……國友鉄砲鍛冶資料館は、運営者死去に伴って活動を休止し、2003年6月付けで協議会からも退会しました。以下は、退会直前の紹介文です。なお、この館が目指した活動趣旨の主な部分は国友鉄砲の里資料館に引き継がれていますので、そちらの紹介も御参照ください。

国友鉄砲を生んだ鍛冶道具の数々

 長浜市の北東部、姉川沿いの古い民家が並ぶ国友地区は、戦国時代の鉄砲産地として知られる。その製造の歴史は、天文13年(1544)将軍・足利義晴が6匁玉2挺を献上したことに始まり、徳川幕府が成立して間もない慶長9年(1604)には家康が大坂の陣へ向けて、国友鍛冶に大量の鉄砲を発注。後には「仲間定書」を交わし御用鉄砲として抱えられ、幕府と250年にわたる関係をもつことになる。

 國友鉄砲鍛冶資料館は、国友鍛冶の末裔にあたる国友昌三氏の蔵に眠っていた鍛冶道具や古文書などの保存と展示を目的に、国友家へ見学や調査に来訪した史学愛好者や大学教授らの要望もあって、昭和55年(1980)に開館した。館の収蔵品は、長浜市の文化財となった鍛冶道具1505点、古文書1800点が中心である。当時の鉄砲1挺の値段は米400俵にも相当する高値であったが、この支払いに使われていた大判の外包も多く保存している。