歴史・文化
史跡 義仲寺 Historical Site,Temple of Gichuji
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源平の争乱期、この地粟津ケ原で、朝日将軍木曾義仲公は討ち死にした。 年を経て、一人の尼僧がここに来て庵を結び、公の供養をねんごろにおこなった。 その女性こそ巴御前の後身であったとする伝承が当地にあり、これが義仲寺(ぎちゅうじ)の縁起である。 時代は移り、室町の頃に近江守護佐々木六角氏が当寺を再興、寺領を進めた。 元禄年間には芭蕉翁が境内草庵にたびたび滞在、また翁は遺言によりここに埋葬され、俳諧道の聖跡とされてきた。
境内には義仲公の墓、芭蕉翁の墓のほか、本堂である朝日堂、芭蕉翁を祀る翁堂、翁の宿舎無名庵、芭蕉俳書のコレクションがある粟津文庫、木曽八幡社、巴地蔵堂などがある。 義仲公の忌日の「義仲忌」(1月第3日曜日)、芭蕉翁の忌日の「時雨忌」(11月第2土曜日)さらには、翁堂に鎮座する芭蕉翁の像に白扇を奉納する「奉扇会」(5月第2土曜日)は伝統ある行事で、毎年行われる。 史料館には芭蕉に関する墨書や軸、芭蕉愛用(伝)の椿の杖、蝶夢の絵巻「芭蕉翁絵詞伝」(複製)などが展示されている。 また、翁堂の天井には、伊藤若冲筆「四季花卉(かき)図」(15面)が飾られている。
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