【琵琶湖博物館】これまでのイベント:第4回 琵琶湖地域の水田生物研究会

研究会

第4回 琵琶湖地域の水田生物研究会

35題の発表が決定!

日時:平成25(2013)年12月22日(日) 10:30~16:50

会場:琵琶湖博物館 ホール

定員:230名 参加無料

主催:滋賀県立琵琶湖博物館

共催:日本生態学会近畿地区会

琵琶湖集水域の水田生物に関する様々な人たちの研究成果を、これに関心をもつ様々な人たちに対して発表し、これを材料に皆で語り合います。

今年は何と!過去最多、35題もの発表があります。
詳細は以下の通りです。ハッタミミズはもちろん、小は珪藻・イタチムシから、大はヒトに至るまで、様々な田んぼの生き物に関する研究発表がそろいました。 皆様のご参加をお待ちしております。田んぼの生き物を、ともに語り合いましょう。


第1部 ミニシンポジウム「ハッタミミズ・サミット」 10:30~12:20

ハッタミミズは、長さ80 cmに及ぶこともある日本最長のミミズで、田んぼとその周辺だけから見つかっています。世界でも石川県、福井県、そして滋賀県の3県でしか生息が確認されておらず、環境省レッドリストの準絶滅危惧種に指定されています。ところが最近になって、このハッタミミズが滋賀県に広く分布することが明らかになってきたのです。
本シンポジウムでは、ミミズ博士として知られる渡辺弘之氏(京都大学名誉教授)に、古今の研究を踏まえたハッタミミズの紹介をしていただきます。そして石川、福井、滋賀のそれぞれでハッタミミズの研究や保全に関わって来られた方々に、ハッタミミズの現状と未来について語っていただきます。

渡辺弘之 基調講演:ハッタミミズとは何者か?
大塚泰介・浦部美佐子 滋賀:湖国ハッタミミズ・ダービー中間報告
出島 大 石川:河北潟周辺におけるハッタミミズの再評価と保全
上西 実・関岡裕明 福井:ハッタミミズが生息する三方湖周辺の水田環境
南谷幸雄 ハッタミミズの過去を探る~ハッタミミズはどこからどうやって来たのか?

第2部 田んぼの生きものがたり 13:20~16:50

1件10分ほどの短い講演を、できるだけ多く行います。

A. 小さな動物たち
鈴木隆仁 水田のイタチムシはどこから来るのか
山上繁政ほか 湛水開始時期の異なる水田における動物プランクトン群集の季節的消長
藤井暢之ほか 水田の湛水時期の違いがコミズムシ類の季節消長に与える影響
前田雅子ほか 長浜における大型鰓脚類の不思議 -水入れ時期の影響-
鈴木真裕ほか 里山に設置した人工池における水生昆虫~水田との比較~
西村泰典ほか 水田の管理方法が生物相と生息量に与える影響
B. 中くらいの動物たち
藤岡康弘ほか 水田で育ったニゴロブナの性比は雄に偏るか?
奥平智博 アカハライモリの繁殖地での活動:雌雄差と怪我の影響
金田拓也ほか 中山間部水田の側溝におけるアカハライモリの繁殖状況
森井清仁 琵琶湖流入河川につながる農業用水路における魚類の冬期生息状況
≪テーマセッション≫ 田んぼの魚はどこからやってくる? ~水路-水田間における魚類の移動をめぐる各地域の事例~
阿部 司 その1 岡山県での事例
皆川明子 その2 東京都での事例
金尾滋史 その3 滋賀県での事例
C. 大きな動物たち(含人間)と植物
脇坂英弥 水田の農作業にともなう人為撹乱がケリの繁殖に与える影響
芦谷美奈子ほか 滋賀県で確認されたイチョウウキゴケの胞子と有性生殖
夏原由博 谷津田におけるキキョウの分布を決める要因
嶺田拓也・酒井賢治 関西のいくつかの自然農法水田の雑草調査から見えてきたもの
古谷愛子 「田んぼの生きものを増やすよ」と農家が宣言する「エコ農業とちぎ」
人見勅輔 滋賀県内におけるミミズの薬利用について

ポスター発表

※12月15日頃から琵琶湖博物館内に展示します

大塚泰介・藤田裕子 水田珪藻群集の季節変動 -大阪府高槻市の事例-
富 小由紀ほか 湛水時期の違う田んぼにおける動物プランクトンの季節的消長年次比較 
田中雄一ほか 愛知県平野部水田における水稲栽培法が水生昆虫の多様性に与える影響
今西亜友美ほか 天水田地域における灌漑施設の導入が草本植物相と食用雑草へ及ぼす影響
岡 祐助ほか 水田に生息するニホンアマガエルの個体群動態に及ぼす冬季湛水の影響
金井亮介・舟尾俊範  滋賀県水田地帯に生息するカエル類の分布状況 
豊田昇平 田んぼのカエルはいつ鳴くか -自動録音装置を用いた終夜観察から
齊藤光男ほか ナゴヤダルマガエル個体群の省力的なモニタリング手法の提案(予報)
坂部あい 湿地におけるトウキョウダルマガエルの生活場所選択性
原田一利ほか 谷津田圃場における生態系配慮型管理とトノサマガエルのフェノロジー
李 美花ほか 水田における環境保全型農業が鳥類に及ぼす影響 -滋賀県高島市を事例として-
発表者募集 (※募集終了)

第2部の発表者を募集します。水田、畔、農業用排水路、ため池などの生物(バクテリアから鳥獣・樹木に至るまで何でも)に関する研究成果をお持ちの方であれば、どなたでもご発表いただけます。生物学的な研究だけでなく、人と生物の関わりについての民俗学的な、あるいは社会学的な研究も歓迎いたします。フィールドは琵琶湖地域に限りませんが、琵琶湖地域の人たちにとって参考になる内容として下さい。既出の研究成果であっても構いません。

発表形式は講演とポスター発表のいずれかとします。講演は10分以内でまとめ、なるべく質疑の時間をとって下さい。ポスターはポスターは縦 130 cm×横 90 cm 以内のサイズで作成してください。琵琶湖博物館内に12月15日(日)頃から展示します。当日のご参加が難しい方でも、ポスターのデータをお送りいただければ当方で印刷して掲示いたします。

ご発表をご希望の方は、11月10日(日)までに、①口頭・ポスターの別、②発表者名(連名の場合には全員)、③発表タイトルを、下記メールアドレスまでご連絡ください。
なお、講演要旨の〆切は12月8日(日)、ポスターのデータ送付〆切は12月13日(金)を予定しています。

申し込み・お問い合わせ先

〒525-0001 滋賀県草津市下物町1091番地 
滋賀県立琵琶湖博物館 大塚泰介・金尾滋史

TEL:077-568-4811 FAX:077-568-4850 E-mail:tanbo_symp@lbm.go.jp