電子図鑑 「滋賀のトンボ」

滋賀県には、99種のトンボが生息していることが分かっています。県単位の種数を比較すると、全国でもトップクラスの数字です。滋賀県は日本有数のトンボの宝庫なのです。では、どうして滋賀県にはトンボの種類が多いのでしょうか?滋賀県は平野部から山地まで多様な地形を含んでいます。そのため、様々な環境に適応した多くの種が生息できる下地があります。琵琶湖には大小多数の河川・水路や内湖と呼ばれる湖がつながっており、水環境に依存する生物にとって選択できる幅が広いということも理由の一つです。また、琵琶湖が歴史の古い湖であり、多くの水生生物の進化の場となっていることも理由の一つです。さらに、滋賀県は現在のところ京阪神に比べて人口密度が低く、生物の生息環境の破壊や分断が相対的に少ないことも、多くの種が生存できる要因となっています。
電子図鑑「滋賀のトンボ」では、滋賀県にどのような種類のトンボがいて、それらがどういった環境に生息しているのかを美しい生態写真と標本写真をまじえ解説をしています。さあ、これから皆さんをトンボの宝庫へお誘いしましょう。
なお、分類体系と学名は、杉村光俊・石田昇三・小島圭三・石田勝義・青木典司共著 (1999「原色日本トンボ幼虫・成虫大図鑑」(北海道図書刊行会)に従いました。また、滋賀県における分布・生態の情報は、蜻蛉研究会編(1998)「滋賀県のトンボ」を参考にしました。 解説文は琵琶湖博物館学芸職員の八尋克郎が担当しました。
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関連資料 (出版物のページに移動します)-
・滋賀県のトンボ―[研究調査報告第10号]
・昆虫標本1−2(資料目録)
・ファーブルにまなぶ(第16回企画展示図録)
・近江はトンボの宝庫(第5回企画展示図録) -
関連データベース - 昆虫液浸標本| 昆虫乾燥標本| 図書DB| 逐次刊行物DB| 文献DB
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担当 - 八尋克郎(陸上昆虫学)
