琵琶湖博物館 WEB図鑑「琵琶湖地域の火山灰」|琵琶湖湖底の火山灰

BT1火山灰


層準・岩相
BT1 火山灰降灰層準(深度1.52m)
ガラス主体.
ガラスは主に白色〜やや透明の多孔質・中間型.粒状のガラスも比較的多く含む.
最大粒径:0.28mm(ガラス)
 (吉川・井内,1991)
採取地点:琵琶湖の高島沖(沖島と安曇川デルタの中間地点)

年  代:紀元前1177〜1196(奥村ほか,1999)




柱 状 図

対 比
琵琶湖200mボーリングコアのBB7火山灰,難波累層最上位・松河戸火山灰に対比(吉川・井内,1991).カワゴ平降下火山灰層(Kg;町田ほか,1984)に対比(西田ほか,1993).広域火山灰の名称は,町田・新井(2003)では天城カワゴ平(Kg)火山灰.
噴出火山は,伊豆半島の天城火山(町田ほか,1984).

文 献
町田 洋・新井房夫(2003)新編 火山灰アトラス[日本列島とその周辺].東海大学出版会,336p.
町田 洋・新井房夫・小田静夫・遠藤邦彦・杉原重夫(1984)テフラと日本考古学ー考古学研究と関係するテフラのカタログー.渡辺直経編「古文化財に関する保存科学と人文・自然科学」,865-928.
長橋良隆・吉川周作・宮川ちひろ・内山 高・井内美郎(2004)近畿地方および八ヶ岳山麓における過去43万年間の広域テフラの層序と編年−EDS分析による火山ガラス片の主要成分化学組成−.第四紀研究,43,15-35.
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吉川周作・井内美郎(1991)琵琶湖高島沖ボーリングコアの火山灰層序.地球科学,45,81-100.
吉川周作・井内美郎(1993)琵琶湖高島沖ボーリングコア火山灰から見た中期更新世〜完新世の噴火火山史.地球科学,47,97-109.


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