琵琶湖博物館電子図鑑




オサムシ
(英名:Ground beetle, Carabid beetle)
甲虫(コウチュウ)目、オサムシ科、オサムシ亜科
オサムシは世界で約730種(1600以上の亜種)、日本で約40種(100以上の亜種)が知られている甲虫のなかまです。オサムシはおもに地面で生活し、他の昆虫やミミズなどをつかまえて食べる肉食の昆虫です。オサムシの多くの種は後翅が退化していて、飛ぶことができません。このため、このため、たとえば大きな山脈や川ができるなどして他の集団と行き来ができなくなると、各集団はその土地ごとに独自の進化をとげやすくなります。その結果、同じ種でも地域によって見た目がまったくちがうことがあります。


【ことばのせつめい】
種(しゅ) 生物を分類するときの基本単位。外見などいろいろな特ちょうから分けられたなかま。

亜種(あしゅ) 種より下の単位。同じ種のなかで、ある地域に分布する固有の特ちょうを持つ集団で、他の地域の集団とはっきり区別できるもの。

基亜種(きあしゅ) ある種がいくつかの亜種に分割されたとき、完模式標本を含む亜種を基亜種(承名基準亜種)と呼び、種小名と同じ亜種小名が用いられる。。

固有種(こゆうしゅ) その地域にのみ分布する種のこと。日本にのみ分布する種は「日本固有種」という。

上翅(じょうし) 静止の際に、中胸から腹部までの背面をおおう硬いはねのこと。前はね。

後翅(こうし) 表面のかたいはねの下にあるうすいはね。昆虫が飛ぶためにはこれが必要。

後角(こうかく) 胸のへりの後ろの部分。

退化(たいか) 体のある部分がなくなる、または残っていてもほとんど使えないこと。

進化(しんか) 生物が子から孫へと世代を重ねるごとに、集団の中の遺伝子の組成が変化し、もとの種とはちがう新しい種になっていくこと。


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