スナヤツメ



科   名 ヤツメウナギ科
標準和名 スナヤツメ
学   名 Lethenteron reissneri

 成体では第一背鰭と第二背鰭が連続する。雄には生殖突起が現れ、雌には尻鰭が現れる。体長10〜14cm。島を除く日本のほぼ全土、樺太、千島、ウラジオストックからアナディールまでの日本海、オホーツク海、ベーリング海沿岸に注ぐ河川に分布する。
撮影者: 前畑政善

 胸鰭・腹鰭がなく、頭部にズラッと並んだ鰓穴が、普通の魚と違うことを暗示させる。その名前 と形から、ウナギの仲間と間違えられるが、ウナギよりずっと 原始的な生物。スナヤツメは、円口類(えんこうるい)という仲間に属し、古生代に栄えた甲皮類(こうひるい)の生き残り。口は円形で吸盤状になり、産卵時 に水流に流されないように岩などに吸着する役割を持っている。幼体は、ピンク〜オレンジのやや透けた色をしており、底泥の中に潜り込んで生活する。幼体は アンモシーテスと呼ばれ、目は皮下に埋没し、まるでミミズのように見えるが、産卵期になると変態して眼が現れ、水中に泳ぎ出て産卵して死んで行く。
解 説者: 秋山廣光



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