電子図鑑「滋賀のさかな」
ソウギョ
撮影者:秋山廣光
- 科名
- コイ科
- 標準和名
- ソウギョ
- 学名
- Ctenopharyngodon idellus
体長 1 m を超えることがある大型の魚。側線は完全で、口ひげはない。植物を好んで食べる。アジア大陸東部の原産。世界各地へ移殖されているが、自然繁殖をしているのは、台湾と日本だけ。
中国の代表的な養殖魚。牛や豚などの動物は「家畜」、鶏やアヒルなどの鳥は「家禽」、そして魚では「家魚」と言われる。ソウギョ、アオウオ、ハクレン、コクレンを合わせて四大家魚と呼ばれる。通常、中国での養殖は粗放に行われる。陸草を刈り取り池に投げ込めば、これをソウギョが食べる。陸上の草食獣と同様、繊維などは完全に栄養として利用でずに排泄されるため、糞は池の底に堆積する。それを巻き貝などの生物が利用して繁殖し、それをアオウオが食べる。魚の食べ残しや糞などで植物性のプランクトンが発生し、それを食べる動物性のプランクトンが繁殖する。それぞれのプランクトンをハクレン、コクレンが食べる、と言った具合にあまり手を加えることなく養殖が行われる。
解説者:秋山廣光
