電子図鑑「滋賀のさかな」

ニジマス


撮影者:秋山廣光
科名
サケ科
標準和名
ニジマス
学名
Oncorhynchus mykiss

緑褐色の地色に、小黒点が散在する。ある程度生長すると、頭部から尾ネ部にかけて、赤紫色の縦帯が現れる。幼魚はサクラマス(ヤマメ)と類似しているが、各鰭にまで黒点が多数散在することなどから容易に区別される。体長30〜60cm。

メキシコ北西部からカムチャツカ半島付近にかけての太平洋北部沿岸に広く分布する。
日本名のニジマスは、英名の Rainbow trout を直訳したもので、由来は体側の縦帯の色から来ているようである。日本に生息するサクラマス群の祖先種に近いと考えられている。
日本へは、養殖魚の花形として1877年に導入された。アメリカでの養殖の歴史が長く、養殖方法が確立されていた上に、比較的高水温にも強いことなどから、ほぼ全国で養殖されるようになると共に、釣魚としても盛んに利用されるようになった。近年では、北海道や本州のいくつかの河川で繁殖が確認され、在来種との競合が懸念されている。

解説者:秋山廣光/桑原雅之

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