電子図鑑「滋賀のさかな」

カネヒラ


撮影者:秋山廣光
科名
コイ科
標準和名
カネヒラ
学名
Acheilognathus rhombeus

側線は完全。短い二本の口ひげを持つ。体長5〜12cm。琵琶湖以西の本州、九州西部、朝鮮半島に分布する。

国内に生息する15種のタナゴの中では、体が最も大きくなる種である。またイタセンパラ、ゼニタナゴと共に秋に産卵する変わり種である。タナゴの仲間は多くが春に産卵するが、この3種は9月〜11月に産卵し、翌年の5月までは孵出してこないので、半年以上の長きにわたって仔魚は二枚貝の体内で過ごすことになる。貝から出てきた後の成長は早く、その年の秋には成魚となって産卵する。このような生態から、産卵の主体は1年魚が担い、個体の寿命は比較的短い。飼育環境下では4年生きるものがあるかも知れないが、自然状態では2年以内と考えられる。イタセンパラは、更に短い傾向にある。

解説者:秋山廣光

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