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外来生物情報


名称 ボタンウキクサ
学名 Pistia stratiotes
目科 サトイモ科
原産地 熱帯アフリカ

特徴と話題

近年になって急速に広がり始めている。 もともと水面に浮かべる観賞用の水草であったが、逸出したものが野生化して広がり始めている。 もともと熱帯産で沖縄以外の日本では越冬できないといわれてきたが、滋賀県などでも越冬しているのではないかと疑われるようになって来た。
水面に浮かんで生活する多年草。 ロゼット状に葉を広げる。 通常は5から10センチ程度の株になるが、大きくなると20から30センチほどの大きさになって繁る。 基部から走出枝を出して、新しい株を作り、広がる。 葉は柔らかい毛に覆われて、ビロード状になり、昼間は横に開き、夜間は直立して閉じる。 花5月から9月ころ、は中央部から仏炎包に包まれた肉穂か序を数個つける。
広がった場合には個体を取り上げる以外にはない。 観賞用に日本で栽培が始まったのは昭和初期といわれているが、この10年間ほどで各地で見るようになっている。 大阪でおこなわれた花と緑の博覧会のころから各地で販売されるようになり、それが放たれたものと思われる。 軽い気持ちで栽培植物を野生に出すことは避けなければならないことの最近の例である。
執筆:布谷 知夫(琵琶湖博物館)




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