電子図鑑 「珪藻」
電子図鑑「珪藻」では,日本の淡水に出現する珪藻(けいそう)の顕微鏡写真と解説を提供します。
珪藻はオパールの殻をまとった単細胞の光合成生物です。水と光のあるところならば,ほとんどどこにでもいます。その割に普段あまり目にする事がないのはその小ささのためで,多くの種はわずか数10ミクロンにすぎません。
珪藻を同定するためには,細胞を覆う殻の形や模様(実際には,殻の凹凸や孔,溝などが模様のように見える)を観察しなければなりません。殻をよく観察するためには,標本を薬品でクリーニングし,高屈折率の封入剤を用いて永久プレパラートを作成して,高倍率の顕微鏡でレンズを油浸して観察する必要があります。「珪藻図鑑」に掲載した光学顕微鏡写真の大部分が,そのようにして観察・撮影されたものです。
地球上には1万種以上が生息しており,今後の研究によってまだまだ種数は多くなると言われています。日本の淡水域からも1000種以上が知られており,この図鑑に掲載されているのはその一部に過ぎません。私たち執筆者一同は,今後とも電子図鑑「珪藻」の増補を続けていきます。
※この図鑑に含まれる写真・文章・図表の無断転載を禁止します。
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担当 - 大塚泰介(微生物学)
