研究室
研究施設・備品
研究を行う上で、琵琶湖博物館で使っている研究施設について紹介します。
古文書整理室古文書を整理する部屋
古い手紙や証書、写本や版本、絵図などを整理しています。こうした資料から、昔の琵琶湖とその周りに暮らす人々の生活を垣間見ることができます。
和紙でできた資料は温湿度の変化や光、虫やカビなどによって害を受けやすいので、取り扱いには注意が必要です。
資料収集調査船「うみんど」琵琶湖での調査に使用する船
「うみんど」は漢字で「湖人」と書きます。博物館のニュースレターと同じ名前です。
琵琶湖の沿岸から沖までを広くカバーし、特に小型艇の特徴を活かして水深が1m以下になるような沿岸部での活動を得意としています。最近は琵琶湖北湖でのプランクトンや底生生物の調査、南湖の水草(沈水植物)の分 布調査、北湖や南湖の二枚貝の調査などに使用されています。
| 名称 | 琵琶湖博物館 資料収集調査船「うみんど」 |
|---|---|
| 全長 | 9m |
| 排水量 | 4.9t |
| 乗員 | 8名 |
| 最大速度 | 22ノット(時速35km) |
| 装備 | レーダー、GPS、魚群探知機、ウィンチ(2機) |
DNAシークエンサーDNAの塩基配列を読む装置
生物からDNAを抽出し、それを遺伝子増幅装置でPCR反応により目的のDNAを増やした後、このシークエンサーで塩基配列を解析します。
走査型電子顕微鏡極微細なものを立体的にみる装置
試料に電子線を走査させ、その形を見る装置。光学的顕微鏡(ふつうの顕微鏡)よりも焦点深度が深いのである程度立体的に見ることができます。琵琶湖博物館には低真空でも試料の観察 ができるJSM-5800LVと高倍率での観察ができるフィールドエミッション型の JSM-6301Fがあります。前者の倍率は18−30万倍で、後者は10−50万倍での観察ができます。試料の調製さえできればJSM-5800LVは操作は容易ですが、JSM6301Fは操作そのものに熟練が必要です。
岩石カッター岩石薄片のチップを切る機械
岩石薄片をつくるなどの場合に、岩石を切断する装置。装置の大きさの関係から、あまり大きなものは切ることが出来ません。
ガイドがないために、使用には細心の注意が必要です(不注意なことをするとけがをします)。切断後に岩石薄片を作ります。
屈折率測定装置 微細な破片の屈折率を測定する装置
微小なもの、特に火山灰の火山ガラスや鉱物の屈折率を測定する装置です。液体の温度を変化させることで間接的に測定します。測定部分が壊れやすいために、使用には細心の注意が必要です。
