活動紹介

琵琶湖博物館について

詳しくは要覧(PDF:2,570KB)でごらんいただけます

はじめに

琵琶湖は400万年の歴史を持つ,世界でも有数の古い湖です。長い年月は世界中で琵琶湖しかいない生物(固有種)を生み出し,ユニークな生態系を発達させました。人間が琵琶湖のまわりにすみついたのは約2万年前とされています。それからずっと,人間は琵琶湖の自然と共存し、その恵みを受けながら今日まで独自の地域文化を発展させてきました。しかし,人と自然の関係は最近の100年で大きく変貌しました。琵琶湖を含む環境は未来からの預かりものです。今,私たちは新しい時代にふさわしい湖と人との共存関係を探り、新しい文化の創造を模索していかなければなりません。

琵琶湖博物館の役割

琵琶湖博物館は琵琶湖の価値を広く報せるとともに,みんなで湖と人の共存関係を考えるための材料と機会を提供する生涯学習施設です。この役割を果たすため,琵琶湖博物館では調査研究,資料の収集・整理・保存活動を行い,その成果を,展示・講座・観察会などを通して広く紹介しています。

琵琶湖博物館を特徴付ける3つの「基本理念」

1 テーマをもった博物館

「湖と人間」というテーマを掲げ、自然と文化の両方を同時に扱う総合博物館です。また、琵琶湖の環境展示の一環として、淡水魚の水族展示も行っています。

2 フィールドへの誘いとなる博物館

湖と人の共存について考えるのは当館を利用するみなさん自身です。そして本当の環境との関わりはみなさんの生活や地域にあります。みなさんの興味が博物館の中だけで終わるのではなく、生活や地域などのフィールド(現場)に向かいたくなるような展示や体験プログラムを提供しています。

3 交流の場としての博物館

生涯にわたる自己学習の場として、一般の人・専門家、老若男女、あらゆる人びとが展示や交流活動、研究・調査活動などの博物館活動に関わることができ、楽しみながら学び考え、出会いの場となる博物館を目指しています。

中長期基本計画「地域だれでも・どこでも博物館」

博物館の活動を計画的に進めるため、平成14(2002)年12月に中長期目標『地域だれでも・どこでも博物館』を策定し、実現のための運営指針として平成17(2005)年3月に「中長期基本計画」および「展示交流空間の更新整備に関する計画」を策定しました。毎年の計画と評価結果は次のページで公表しています。

中長期基本計画

琵琶湖博物館協議会

琵琶湖博物館では博物館法の規定に基づく「博物館協議会」を設置し、年2回の会議で研究、展示、交流など博物館の諸活動に関する運営状況や将来像について、15名の委員の方々からご意見やご提言をいただいています。協議会は公開で行われ、その結果はウェブ上でも公表しています。

琵琶湖博物館協議会

沿革

琵琶湖への社会的関心が高まった昭和54年(1979年)に、県の高等学校理科教育研究会から県に対して要望書が出され、昭和62年(1989年)に基本構想が策定されました。この時に最初の学芸員が採用され、以後、8年の準備期間を経て平成8年(1996年)10月20日に開館しました。 開館から平成28年(2016年)7月31日までの間にのべ945万人の方にご利用いただいています。

組織

総務部、研究部、事業部の3つの部門があり、学芸職員は研究部と事業部(または総務部)を兼任しています。研究部は専門分野によって環境史、生態系、博物館学の3つの領域があります。事業部には交流・資料・展示と環境学習センターがあります。

(平成28年4月1日現在の職員数)

区分 館長(非常勤) 行政職 研究職 教育職 小計 嘱託 合計
人数(名) 1 10 29 2 42 18 60

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