琵琶湖博物館について
活動方針
利用者との間で知識や情報を交換し、語り合う場を用意することで、たえず成長・発展する博物館を目指し、次のような事業を展開する。
1 研究・調査
幅広いテーマで研究・調査に取り組み、その成果を展示や交流活動に活かしながら、たえず成長・発展する博物館をめざす。また、人びととともに歩む博物館として、研究・調査活動に地域の人たちが広くかかわれるような研究体制づくりを目指す。琵琶湖周辺に立地する他の研究機関や大学などと相互に研究協力体制を組むとともに、将来的には、世界各地の湖沼研究にかかわる研究機関とネットワークを組みながら、長期的かつ総合的視野で横断的な研究を企画・立案・実践できるような体制づくりをめざす。
2 交流・サービス
博物館を利用する人びとが、誰でも参加・交流できるさまざまなプログラムを用意し、知的な楽しみを提供する場として、利用者サービスに努める。
屋外展示を含め、現場に出かけ、自然や生き物、歴史や生活文化を対象とした観察会や見学会を積極的に行うと同時に、広報出版活動にも努める。
3 情報
琵琶湖を中心として、日本および世界の湖沼に関する知識や情報を収集・蓄積し、それを体系的に分析・整理したうえで人びとに提供する。また、県内外の関係機関や地域住民とのネットワーク化を図り、情報の受信と発信を行いながら新しい情報の交流空間づくりをめざす。
4 資料整備
琵琶湖とその集水域をはじめ日本・世界の湖沼地域において自然と文化にかかわる物や情報といった資料を体系的に収集・整理し、次世代まで確実に保存することをめざす。資料の保存や維持管理のための技術、方法の開発にも努める。
5 展示
研究・調査の成果をふまえ、常設展示だけでなく企画展示や移動展示を含めて、わかりやすく、親しみのある、楽しめる展示を創意工夫する。また、地域の人びとと歩むという趣旨から、双方向的な出会いの場となるように、フィールドレポーターからの展示資料の情報やリアルタイムの情報を展示する。また、来館者の意見を求めるオピニオン・コーナーをつくるなど身近な環境に目を向けてもらえるように努める。
樹木図について

博物館はたとえてみるとおおきな樹木のようなものです。樹木が深くひろげた根から養分や水分を吸収するように、研究し、資料を集めて、その成果は幹に蓄えられ、枝葉に送られて、果実がみのります。多くの利用者はその果実だけを利用しているのですが、良い実をみのらせるためには豊かな研究や資料が必要なのです。
