展示のご案内(水族展示室)

水族トピック展示(2012年度)

平成24(2012)年5月15日(火)〜6月3日(日)

メダカ北日本集団(メダカ科)

メダカ北日本集団ふれあい体験室横のトピック水槽では、2011年12月に新種として報告された「メダカ北日本集団」を展示しています。

日本国内のメダカはこれまで1種とされていました。しかし、研究が進むにつれて2種(北日本集団と南日本集団)いることがわかってきました。2011年にこれら2種のうち北日本集団を新種として報告する論文が発表され、主に兵庫県から青森県にかけての日本海側に分布しているメダカはメダカ北日本集団(学名:Oryzias sakaizumii)と名付けられました(正式な和名は別途提唱される予定です)。

なお、今回展示している個体は北日本集団の中の福井県産のもので、滋賀県にこの種は生息していません。滋賀県に自然分布しているメダカは南日本集団に属しています。

展示場所:琵琶湖博物館水族展示室・ふれあい体験室前のトピック展示水槽
観 覧 料:常設展示観覧券でご覧いただけます。

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平成24(2012)年4月10日(火)〜5月20(日)

旬のさかなたち 水族をささえる「ウグイ」

旬の魚たち「ウグイ」普段琵琶湖の沖合を回遊しているウグイは、3月下旬から5月上旬にかけて産卵期を迎え、北湖に流れ込む河川に大挙して上ってきます。これらのウグイは、簗で大量に漁獲されます。

琵琶湖博物館の水族では、飼育している生き物の1年分の餌として、この時期ウグイを購入しています。搬入されたウグイは冷凍保存され、適宜解凍して餌に使われます。解凍されたウグイは3枚おろしにされ、魚類の大きさや餌の食べ方に配慮して切り分けられます。いわば、水族の魚たちは毎日ウグイのお刺身を食べているようなものですね。

ところで、大量に漁獲されたウグイは、主に食用として出荷されます。この時期雌は卵を持っており、煮付けにするととても美味しくいただけます。雄は、塩焼きにするといいですね。ただ、小骨が多いので、料理の前に骨きりをしておく必要があります。鮮度のよいものが手に入れば、お刺身にして食べるのも乙です。骨を切るように薄くそぎ切りにするといいですよ。琵琶湖のウグイ、この機会にぜひ食べてみてください。

展示場所:琵琶湖博物館水族展示室・入り口通路
観 覧 料:常設展示観覧券でご覧いただけます。

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平成24(2012)年4月17日(火)〜5月13日(日)

オショロコマの稚魚(サケ科)

オショロコマの稚魚オショロコマは、北太平洋北部北極海周辺に広く分布するイワナの仲間です。日本では北海道のみに分布しています。北海道は、分布域の南限に当たり河川残留型がほとんどで、成長してもせいぜい30cmていどにしかなりません。ところが、北極海周辺では海に降りて回遊し、1m以上の大きさになります。

北海道にすむオショロコマは、緑がかった茶色の地色に、白と朱色の小さく鮮やかな斑点を持ち、とても美しい魚です。同じ北海道にすむイワナやヤマメと比べると、口がより下向きになり、体高も低く細長い感じがします。これは、イワナやヤマメよりもより底生生活に適応しているためと考えられます。

北海道のオショロコマは、環境省のレッドリストの絶滅危惧U類(VU)に指定されています。琵琶湖博物館では、よみがえれ日本の淡水魚のコーナーで常設展示しています。

今回展示する稚魚は、常設展示の更新のため今年の1月13日に、北海道にある千歳サケのふるさと館から譲り受けた発眼卵から成長したものです。この稚魚が展示更新できるようになるにはまだしばらくかかりますが、稚魚と成魚を見比べてみるのも楽しいかもしれません。ぜひ見に来てください。

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平成24(2012)年3月20日(火)〜4月15日(日)

イサザ(ハゼ科) 琵琶湖固有種

イサザイサザは、普段琵琶湖の北湖にすんでおり、日中は湖底にいて、夜間表層に浮いてくるという特異な習性を持っています。3〜4月が産卵期で、湖岸の石の下に雄が巣を作り、そこにメスを誘い込んで産卵をします。雄は、産み付けられた卵が孵化するまで保護します。

イサザは漁獲魚としても重要な魚で、冬期、沖曳き網で漁獲されたものを、佃煮やじゅんじゅんなどにして食べるとたいへん美味しい魚です。かつては400トン程度穫れていたのですが、近年では数十トン程度にまで漁獲量が減少しています。

展示場所:琵琶湖博物館水族展示室・ふれあい体験室前のトピック展示水槽
観 覧 料:常設展示観覧券でご覧いただけます。

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これまでの水族トピック展示

これまでに開催された水族トピック展示を年度別にご覧いただけます。各タイトルをクリックすると展示内容の詳細ページをご覧いただけます。

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